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離婚裁判では判決を出さなければならないか

夫婦間の仲が悪い場合には、後日離婚に発展する可能性もあります。離婚に発展する場合には、様々な問題が出てきますが財産の問題などで当事者の話し合いだけで解決できないことも少なくありません。このようなときには、離婚裁判をすることが必要です。ただ実際には、離婚裁判をする前に家庭裁判所に調停を申し出て当事者が弁護士をつけて話し合いをするのが基本的な流れです。話し合いの場を設けても決着がつかないときには、そのまま離婚裁判にもつれ込むと考えてよいでしょう。ただ現実的に考えれば、裁判をするよりも話し合いで解決したほうが金銭的な負担は軽くなるといえます。金銭的な負担が軽くなる理由は、裁判をする場合も結構な費用がかかるからです。裁判は、訴状を提出してすぐにスタートするわけではなく1ヵ月程度の時間が経過してからスタートすることがほとんどになります。それまでの期間弁護士に対して費用払わなければならないことを考えると、費用が必然的に高くなることは理解できるでしょう。

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